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渡辺政秋氏死去=胎児性水俣病の初認定患者(時事通信)

 汚染された魚介類を食べた母親の胎盤を通じて感染する胎児性水俣病患者と認定され、生まれつき耳が不自由で話ができなかった渡辺政秋(わたなべ・まさあき)氏が1日午後4時46分、呼吸不全のため熊本県水俣市の病院で死去した。51歳だった。住所は公表されていない。葬儀は近親者で済ませた。喪主は兄栄一(えいいち)氏。
 水俣病第1次訴訟原告団長の故渡辺栄蔵氏の孫として、1958年11月に水俣市内で生まれた。祖父母や両親など家族全員が水俣病の被害を受け、自身は62年、胎児性水俣病の第1号患者16人のうちの1人に認定された。
 水俣病問題を扱った著名な写真家、故ユージン・スミス氏の写真集で家族とともに紹介されたほか、水俣病問題を取り上げた故土本典昭監督の記録映画にも幼少時の姿が残されている。 

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